この記事はこれからリスキリングで学校や予備校に通うことを考えていて、専門実践教育訓練給付金の需給を検討している方に向けて当制度の詳細を解説しています。
この記事は以下のことについて、わかりやすく解説しています。
・専門実践教育訓練給付金の受給対象者は?
・どのタイミングでお金がもらえるの?
・受給するために必要な手続きは?
1.専門実践教育訓練給付金とは?
専門実践教育訓練給付金(以下:当給付金)とは、一定の条件を満たした方が、厚生労働省指定の講座を受ける際に払った入学金や授業料が最大で70%返ってくるといった制度です。
条件のハードルも低く、対象の講座は令和8年4月1日時点で3,488講座あり、様々な大学・大学院・専門学校・民間教育機関が対象となっています。
カバーしている資格も多岐にわたっているため、こんな学校も対象なの!?と思ってしまうくらい対象講座の数が多いです。
①どのような人が受給対象となるのか?
以下に厚生労働省が定めている受給対象条件を提示します。(厚生労働省ホームページより抜粋)

簡単に説明すると、受給対象者は1または2に該当する方で指定の講座を受講する人です。
1.正社員で2年以上働いた方(当給付金を初めて受給する方のみ)
2.現在離職中で、会社を辞めてから指定講座を受講するまでの期間が1年以内かつ正社員の期間が2年以上の方(当給付金を初めて受給する方のみ)
となります。
こう見るとかなりの方が対象になりますよね。2の場合学校に通うため仕事を辞めた方などが多いです。
ちなみに2に該当する方で離職理由が「妊娠・出産・育児・疾病・負傷」などの場合は、離職から受講までの期間が1年から20年に延長されます。
そして1度給付金を受け取った方でも、正社員で雇用保険の加入期間が3年以上あれば再度当給付金を受給することが可能なんです。
上記の事から初受給の方は2年、再受給の方は3年の正社員期間があれば、現在無職でも当制度を活用できちゃう!ということなんです!!
こんなに良い制度は利用しない理由がありませんね。
2.どのタイミングでお金が返ってくるの?
では申請した際のお金はいつ振り込まれるのでしょうか?
答えは10月と4月の2回に分けて振り込まれます。
厳密には10月より前に通っている学校等から「受講証明書または教育訓練修了証明書」、「支払った入学金や授業料の記載がある領収書」、「教育訓練経費等確認書」の3枚が配布されます。
その3枚と、給付が決定した際に事前にもらえる「教育訓練給付金受給資格者証」の4枚を持って、ご自身の住民票がある管轄の「ハローワーク」へ支給申請に行きます。
申請後訳1週間で指定の講座に入金されるといった感じです。
支給額をわかりやすく数字で説明すると、
入学時に入学金40万+1年間授業料40万で計100万円を支払った場合、その年の10月にもらえる金額は20万円(入学金の50%)+10万円(6ヶ月分の授業料)で計30万円です。
ここで注意してほしいのは授業料は半年分が振り込まれるという点です。
なので1年間の授業料×50%が本来返ってくるお金ですが、10月時点ではその半分の25%のお金が返ってくるということです。
残りの授業料の25%は4月の申請時に返ってきます。
つまり上記の例だと10月に30万円、4月に10万円で計40万円と払った金額の50%が返ってくるということです。
(※給付金の年間上限額は40万円のため、払った額が80万円以上の場合でも年間で40万円しか返ってきません。)
2年目以降は払った授業料の半分が1年かけて返ってくるということになります。
ちなみに学費の分割払いでも、学校側が分割払いの締め切りを半年分は10月前、もう半年分は4月前に必ず設定しているため、払ってないお金を受けとるという状況は絶対にないです。
私は地方で受給申請をして上京したため支給申請は新宿のハローワークへ行っていました。
後述しますが、現在はオンラインでも申請可能なのでぜひチェックしてみてください。
3.受給に必要な手続きについて
受給手続きはご自身の住民票がある管轄のハローワークで行います。必要書類を持ってハローワークに行き、手続きをします。
詳しくは下記リンクにあるPDFを参考にしてください。
(厚生労働省ホームページより)extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/000921380.pdf
完璧に理解しなくても窓口に行けば職員の方々が丁寧に説明してくれますので、足を運んでみてください。
しかし1点だけ注意しなければいけないことがあります。それは
受給資格確認申請は受講開始の2週間前までに行わなければいけない。
という点です。前までは1か月前でしたが、2024年に2週間前となりました。
しかし発行に時間がかかるなどの問題もあるため余裕を持って、2月下旬~3月上旬までには行うようにしましょう。
また現在はオンラインでも「支給申請」、「受給資格確認」どちらも可能となっております。
詳しくは下記のリンクから厚生労働省ホームページにアクセスしてみてください。
以上が専門実践教育訓練給付金の概要になります。今後も皆さんの疑問に思う点を記事として挙げていきますのでチェックよろしくお願いします。
自分の受けようとしている講座が給付金の対象講座なのかは、学校のホームページに書いてあることがほとんどですが、厚生労働省ホームページから検索することもできます。
以下にそのリンクも乗っけておきますね。
皆さんが賢くお得にリスキリングして、人生を豊かにできることを祈っております。
ご一読ありがとうございました。

